校長日記(その6) 〜変わる授業2〜
- 公開日
- 2021/06/09
- 更新日
- 2021/06/09
校長室
昨日、1年生国語の研究授業があった。前回書いたように、注目の授業内容。小学校の先生・市教委の指導主事も含め、多くの先生方に参観いただいた(密にならない程度に)。
生徒は、見事なプレゼンをしていた。iPadを使いプレゼン資料を作成、発表での話し方・聞き方も素晴らしかった。中学校教員のほとんどは「すごい授業!」と正直感じていた。「自分の教科・授業にも、取り入れることができるだろうか?」とも感じていたと思う。しかし、小学校の先生・市教委の指導主事から見れば、「中学校1年生は、これぐらいできる!」というような反応であった。小学校では、すでに取り組まれている内容だったから・・・。
中学校は当然のことだが、小学校での教育内容の土台の上にある。その土台を生かして、さらに積み上げていくことが大事だ。その意識がこれまで正直弱かったと思う。中学校教員も、小学校教員も・・・。
令和5年度には、東陽中学校区でも小中一貫教育校(分離型)になっていく予定だ(小津中学校区は今年度からスタートしている)。校区小学校の校長先生方と、話を進めている真っ最中である。9年間の義務教育で「めざす子ども像」(子どもにつけたい力)をより明確にして、小学校・中学校でこれまで以上に「力のつく授業」に変えていく。その準備を、今からしっかり行っていきたい。