校長日記(その19) 〜セミの鳴き始め〜
- 公開日
- 2021/07/05
- 更新日
- 2021/07/05
校長室
今日、家から学校に向かう途中にセミが鳴いていた。今年初めてセミの鳴き声を聞いた。昔聞いた話で、「朝の気温が27度を超えると、セミが鳴き始める」みたいなことを、自分の中で勝手に思い込んでいたが、調べてみると全然違うことがわかった。セミの種類にもよるが、気温・土の温度・明るさ・時間など様々な要素が関係しているようだ。
さらにビックリしたのが、セミの鳴き始める時期を、これまでずっと各地の気象台で観測されてきたとのこと(気象庁「生物季節観測」)。そして、今年の1月から、セミを含め動物(ウグイス・モンシロチョウ・エンマコオロギなど)の観測が廃止されたと・・・。廃止の理由が「対象を見つけることが困難になってきたから」。思わぬ問題に行き着いた。
学びを広げていくと、様々な発見がある。これをおもしろいと思うか、そう思わないか。いつまでも、おもしろいと思える感性を持っていたいと思った。
今日の6限、1年生がレクをして楽しんでいた。校外学習も延期され、なかなかお楽しみ行事がなかっただけに、楽しそうな表情を見て、こちらもうれしくなった。どんどん自分たちで計画して、いろいろなことをやっていって欲しい。
一方、夕方以降の職員室は、先生たちが学期末の業務を、必死で仕事してくれていた。いろいろな場面で、夏休みが近くなっていると思う一日だった。