1年生 スタディサプリを使った、先生が教えない授業の効果
- 公開日
- 2020/09/29
- 更新日
- 2020/09/29
1年生
今日は1年生の少人数授業の片側のクラスで、スタディサプリを使った「学び合い」の授業が行われました。
今日の目標は、少人数クラスの「全員が」配信されたテストで80%を超えるとともに、スタディサプリを使った授業に慣れること。
授業は、
1 今日のめあて(目標)が告げられ、全員が、スタディサプリの確認テストを受ける
2 班になり、確認テストの問題を、マスター(100点)
をめざして繰り返しとく。
できなかった問題は、友だちに解き方を聞いてよく、マスターした人はまだできていない人を教えに行きます。
また、スタディサプリ内の発展的な課題に挑戦したりもします。
3 マスターした子がずいぶん増えてきたところでタイムアップ。
その後、スタディサプリから配信された同じタイプの問題にチャレンジ。
どのくらいできるようになったかを確認します。
教え役になった人の、友だちに優しくよりそう丁寧な教え方に感激!
その結果は・・・?
なんと、この少人数クラスの21人中、18人が最後のテスト(同種・同レベルの問題)
で得点が上昇!(あとの3人は同じ点でした)
中には、40ポイント以上、得点を伸ばした子もいます。
学び合う、子どもの力のすごさを感じる授業でした。
「教えられて」いるときは、友だちの真剣な教え方に触れ、なんとか必死にわかろうとし、
「教えて」いるときは、なぜこの問題がそうなるか言語化していくことで、自分が曖昧にしていたことが明確になり、多角的な理解が深まる。
そんな無数のWinーWinの関係が、この結果を生み出したのだと思います。
まだまだ、授業研究は必要ですが、大きな一歩でした。
2年生数学科でも先行して、このような取組みを続けているところです。
今後も、子どもたちの力に期待したいと思います!