最新更新日:2024/05/31
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新年度スタート! 思い出いっぱいの学校生活にしよう

校長日記(その17) 〜英語のプレゼンテーション〜

 今日は、3年生の英語の授業を見た。現在完了を用いて、テーマである「自分のおすすめの場所」について、プレゼンをする授業(iPad・ロイロノートを使って)。一人ずつ前に出て発表していた。かなり緊張していたようで、clear voice(声の大きさ)の項目は厳しい評価になっていたが、自分よりよっぽど上手にスピーチしていた。これが今、求められている力だと実感した。昔の授業では、こんなことはできなかったなぁと思った。
 全員の発表が終わり、みんなが一斉に振り返って「次は校長の順番」とか言われたらどうしようと、起こりえない状況まで想定して?少し焦りながらスピーチの内容を考え始めていた。「My favorite place is the southern island. I have been to Hawaii, Guam, Bali・・・」(これで合っているのかな?)考えたことが無駄になって良かった???

 放課後には進路説明会があり、多くの保護者の方にご出席いただいた。珍しく事前にメモを書いて挨拶をした。慣れないことをすると、うまくいかないものだ。伝えたいことが伝えきれなかった。今日は一日、自分の思いを伝えきれなかった日となった。明日からまた頑張ろう。
(↓あいさつメモの内容です)
6.30. 進路説明会(校長あいさつ)

校長日記(その16) 〜夏の気配〜

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 今日は梅雨の晴れ間の良い天気。ふと窓から外を見ると、入道雲が・・・(積乱雲というのが正しいのだろうが、入道雲と呼んでしまう年代です?)。青い空と入道雲、夏を感じる。なぜか野球がしたくなる。甲子園をめざして頑張っていた頃を思い出す(昨日、全国高校野球選手権大阪大会の抽選会もあったなぁ)。
 放課後になり、部活を頑張る部員・顧問の声が聞こえてくる。青い空と頑張る部員たち。とっても良い風景だ。昨日に続き、良いものを見せてもらえる。良い仕事だ。
 夏の大会・コンクールに向けて力を発揮できるよう、日々全力で練習を!暑さに負けず、頑張れ東陽中生!(水分補給もしっかりね・・・)

校長日記(その15) 〜TOYO Clean Up大作戦〜

 本日、TOYO Clean Up大作戦(第3弾)があった。生徒会主催の清掃活動だ。今の生徒会役員は、本当に積極的でうれしくなる。朝の天気予報からすると正直、延期されるかなと思っていた。しかし、生徒会役員の思いが通じて、なんとか実施できた。暑すぎず、清掃活動をするには絶好の天気となった。
 生徒に混じって、日頃なかなかできない(サボっている?)草抜きなどをした。清掃活動は、すぐに結果が出る活動なので、自分でも好きな活動だ。放課後にもかかわらず、多くの生徒が参加をし、一生懸命に中庭や北館周辺をきれいにしていた。たくさんの先生方も一緒になって作業していた。いい風景だなぁと思った。黙々と作業している生徒もいれば、友だちと一緒に楽しみながら掃除をしている生徒もいる。中には、虫と遊びながら?草抜きをしている生徒も・・・。いろいろな参加の仕方があって良いと思う。「少しでも役に立とう」「学校がきれいになればうれしい」などの気持ちがあってこその参加なので・・・。
 こういう生徒や先生に支えられながら、東陽中学校は成り立っている。これからも様々な活動で輝いて欲しい。

校長日記(その14) 〜期末テスト終了〜

 今日で期末テストが終了。この3日間、学校を離れることが多く、生徒の皆さんが全力で、テストに向かっている様子をじっくり見ることができなかった。残念・・・。この仕事の良いところは、頑張る姿を間近に見られるところ。良い場面を見逃してしまったが、出張からの帰りに下校する姿を見ることができた。ほとんどの生徒がやはり笑顔。テストからの解放感、充実感(そうであって欲しい)・・・。ゆったりした気分で、良い週末を過ごして欲しい。
 そうは言っても、部活やクラブチームで頑張る3年生にとっては、最後の夏!練習試合等を予定している部活も多いと聞いた。ここまでやってきて付けた力を、すべて出し切って欲しい。頑張る姿を間近で見て、全力で応援したいと思う。頑張れ、東陽中生!!

校長日記(その13) 〜旭小学校研究授業2〜

 月曜日に参加させてもらった旭小学校の研究授業のことが頭から離れない。思考ツール(思考スキル)について、あまりにも自分が勉強不足であり、無知であった(浅い学びしかできていなかった)だけに、研究授業のねらいについていくことすらできていなかった。
 昨日・今日と遅まきながら、いろいろと調べてみた。その情報を持って、あの素晴らしい研究授業に参加していたら、見えていたものも大きく違っていただろう。「勉強することで、見える世界が大きく変わってくる」と生徒には言っていたのだが、自分がなかなかできていない現実・・・。観点別評価になり、これまで以上に「思考力を育成する授業」が重要になるものの、「考えることが大事」と言うだけで、どのように考えればよいのかを、適切に指導できていなかったと思う。
 ところが最近、思考力を具体化させるための「思考スキル」というものが明確になり、「比べて考える」「分類して考える」「関連付けて考える」など、考える力をつけるための具体的な指導・研究がさかんに行われていることを改めて知った。旭小学校の研究授業がまさしくこの研究であった。
 「思考ツール」によって情報を処理する経過(考える手順)が可視化(見える化)されて、考えることをわかりやすくし、子どもたちも思考力を身につけることが可能になってきていると感じた。このような素晴らしい思考スキルを身につけて入学してくる子どもたちに、東陽中学校はどう応えることができるかを、教員とともにしっかり学んでいきたい。

 昨日・今日と、生徒は期末テストに全力で取り組んでくれている。期末テストは明日まで。当分、定期テストはない。もう一日、力を出し切ろう。夏は近い・・・。

校長日記(その12) 〜旭小学校研究授業〜

 今日午後から、旭小学校で行われた研究授業に参加させてもらった。学年での総合的な学習のテーマ「福祉」が設定され、各教科も関連付けて取り組まれていた。今日の研究授業のテーマ・ねらいも明確であり、非常に勉強になった(こんな簡単な言葉では表現できないほど衝撃を受けた)。校区の小学校で、これほど素晴らしい授業が展開されていることに、うれしさと同時に責任の重さも感じた。これほどの授業を、普通に受けてきた子どもたちが、東陽中学校に入学してくるわけですから・・・。
 授業をされていた先生だけでなく、旭小学校の先生方の「学ぼう」とする姿も印象的であった。こういう教員集団であるからこそ、素晴らしい授業につながっているのだと感じた。
 今年度の東陽中学校グランドデザインにもあるように、「学び続ける姿勢を持ち、自分を高められる教職員」集団をつくっていかなければ・・・とエネルギーをもらった一日であった。旭小学校の先生方、ありがとうございました。

校長日記(その11) 〜「命の水」〜

 2か月近く出されていた「緊急事態宣言」が解除され、今日から「まん延防止等重点措置」に移行された。正直ホッとしている自分がいるが、まだまだ油断できない状態が続く。withコロナで身につけてきた生活習慣を大事にしようと思う。
 久しぶりの出張で、大阪市内へ向かった。今日は気持ちの良い天気であったが、気温も上がり、マスクがちょっと苦しく感じた。いつも持参している水筒を、今日は忘れてしまった。なんとか水分補給できたので大丈夫だったが、これからの季節、水分補給は必須である。
 部活の顧問をしていた頃、部員によく「命の水」を持ってくるように言っていた。自分が必要な量を、必ず自分で持ってくるように指導していた。よっぽどのことがない限り、他人の水分を取らないようにと。なんてったって「命の水」だから・・・。そんなことを言っていたのになぁと、今日の自分を反省した。明日からは「命の水」を忘れずに・・・。

校長日記(その10) 〜教育実習終了〜

 今日、教育実習の最終日。3週間という短い(実習生にとっては長い?)期間だったが、自分にとってはなぜか特別の教育実習生に思えた。立場が変わって、自分の見方が変わったのかどうかわからないが、実習生の授業がほんと新鮮だったし、おもしろい内容だった(今日の研究授業はヒヤヒヤものだったが・・・)。今日の反省会でも、実習生が授業への思いを例年以上に持っていたことがわかった。そのため、学んでくれたことも多いようだった。一生懸命さ、謙虚さが、人を大きく成長させてくれることを改めて感じた。
 来週から始まる教員採用試験にチャレンジする実習生も多い。ぜひ合格通知を持って、報告に来て欲しいと願う。そんな甘い試験ではないが、「夢は必ず叶う!」を信じて全力を出し切って欲しい。またご一緒できる機会を楽しみに・・・。(指導教官の先生方も本当におつかれさまでした。ありがとうございました。)

校長日記(その9) 〜教育実習生研究授業〜

 早いもので、今週末で教育実習の3週間が終わる。そのため今週は、教育実習生による研究授業が行われる。昨日、今日で4本の研究授業があった。
 昨年までの実習生の授業とは明らかに違い、生徒たちの頑張りもプラスされ、なかなかおもしろい(力のつく)授業が展開されている(当然のことながら、指導教官の指導のおかげだが・・・)。何より一生懸命さがあり、必死で伝えようという思いがある。それに加え、iPadやICT機器も上手に使いこなしている。今の若者のすごさを実感する。また、東陽中学校の授業が、大きく変わってきたことも反映している。うれしくなりながら授業を見ている。
 その一方で、東陽中学校の課題と考えていることが、増幅されて現れている感もある。指導教官をはじめ、多くの教員にそれも感じて欲しい。明日、明後日と研究授業が続く。授業をつくっていく実習生・生徒たち、それを見ている教員、みんなが有意義な時間になるように・・・。
 
 「校長日記」毎日続けることの難しさを痛感しています・・・。

校長日記(その8) 〜除去食〜

 校長の役割の1つとして、毎日給食の検食をしている。異物混入がないか、味やにおいに異常はないか、味付けはどうかなどを確認して、検食簿に記入している。食べるだけでなく、これまで以上に材料等にも関心を持ちながら、給食メニューを考えたり、実際に作ったりされている方がたの工夫・思いを感じている。
 今日は、卵入りの中華風コーンスープがメニューにある関係で、除去食(卵抜きメニュー)の検食もした。全校で唯一、おかずが一品多い給食になる。役得である。卵が大好きな私なので、これまで除去食に物足りなさを感じていた(卵アレルギーの人、ごめんなさい。工夫して作っていただいている方もすみません。)が、今日は除去食の方がより美味しく感じた。いろいろ工夫していただいているなぁと、いつも以上に感謝の思いを持った。給食を食べることができるありがたさを、日々忘れないようにしよう。

 今日は、2年生が校外学習延期の関係で、お弁当を持って登校した。先ほど様子を見てきたが、やはり普段以上にうれしそう。給食以上に「ビタミンI(愛)」が豊富に含まれているお弁当が、子どもたちには人気かな・・・。

校長日記(その7) 〜昼休み〜

 今週は、梅雨明けを思わせるような晴天が続いている。思わず昼休みに、校内を歩き回ってみた。
 最初に図書室を覗いてみると、すでに数名の生徒が本を読んでいた。東陽中学校の課題の1つが、読書量が少ないこと(図書室利用生徒数が少ないこと)。図書館司書の方に聞いてみると、1年生国語の授業(前回も紹介した授業)後、利用生徒が増えたとのこと。われわれの仕掛け一つで、変わることを実感した。
 グラウンドへ行ってみると、サッカーあり、鬼ごっこあり、日陰での語らい?ありと、おのおのいい表情で過ごしていた。この暑さの中でもマスク姿がほとんどで、「この後、しっかり水分を取るんだぞ」と・・・。
 校舎内に行くと、廊下や教室で友だち同士、先生とおしゃべりしている姿が見られた。みんな楽しそうな顔をしていた。何気ない日常がいい。
 若いときには子どもたちと一緒に走り回り、年を重ねてからは教室や廊下で話していたなぁと、自分自身を振り返りながら歩いていた。体重を落として、子どもたちと一緒に動ける身体にしようと思った本日の昼休みだった。

校長日記(その6) 〜変わる授業2〜

 昨日、1年生国語の研究授業があった。前回書いたように、注目の授業内容。小学校の先生・市教委の指導主事も含め、多くの先生方に参観いただいた(密にならない程度に)。
 生徒は、見事なプレゼンをしていた。iPadを使いプレゼン資料を作成、発表での話し方・聞き方も素晴らしかった。中学校教員のほとんどは「すごい授業!」と正直感じていた。「自分の教科・授業にも、取り入れることができるだろうか?」とも感じていたと思う。しかし、小学校の先生・市教委の指導主事から見れば、「中学校1年生は、これぐらいできる!」というような反応であった。小学校では、すでに取り組まれている内容だったから・・・。
 中学校は当然のことだが、小学校での教育内容の土台の上にある。その土台を生かして、さらに積み上げていくことが大事だ。その意識がこれまで正直弱かったと思う。中学校教員も、小学校教員も・・・。
 令和5年度には、東陽中学校区でも小中一貫教育校(分離型)になっていく予定だ(小津中学校区は今年度からスタートしている)。校区小学校の校長先生方と、話を進めている真っ最中である。9年間の義務教育で「めざす子ども像」(子どもにつけたい力)をより明確にして、小学校・中学校でこれまで以上に「力のつく授業」に変えていく。その準備を、今からしっかり行っていきたい。

校長日記(その5) 〜変わる授業〜

 「学習指導要領」が改定され、この4月から全面実施されている。さまざまな機会に、「中学校の授業が変わる!」と話をしてきた。最近、さまざまな授業を見ているが、あちこちで昨年とは違う授業が展開されている。本当にうれしく思う。素敵な授業は、生徒も先生もいきいきしている。
 最近注目は、1年生の国語。連日、図書室で「複数の情報を関連付けて考えをまとめる」という単元を行い、複数のグラフや文章からSDGsへの理解を深め、世界や日本に今ある課題を考えている。なかなか高度な課題(と思う)。それぞれが設定したテーマについて、調べたことをプレゼンしている。
 先週は、初任者の研究授業が1年生の家庭科であったが、初任者と思えない落ち着きぶり。iPadも使いこなし、班活動も取り入れ、充実の内容だった。当然課題もあるが、今後の授業展開が楽しみ。
 自分が一番印象に残り、この「校長日記」を書くエネルギーをもらったのが、3年生の体育、ハードルの授業。各クラスの体育委員・学級委員4名が、先生役で授業を展開。「自分たちで作る授業」にチャレンジしていた。「みんながうまくなって大喜びできる授業」というテーマを見事達成していた。リーダーだけでなく、ほとんどの生徒がいきいきと主体的に活動していた。
 こういう授業を、これからどんどん見ることができると思うとワクワクする。間違いなく東陽中学校の授業が変わろうとしている。

校長日記(その4) 〜読解力2〜

 「読解力」を考えているこの間に、人気TVドラマの中でも「読解力」が取り上げられていた。どちらかというと受験テクニック的なものであったが、非常に参考になった。
 「『国語は科学』であり、『創作は建築学』だ。」という刺激的なセリフがあり、「文章というものには、常にしっかりとした文章の構造が存在する」という意味合いだった。論説文はすべて構造で成立していて、その構造には「同等関係」「対比関係」「因果関係」の3つのパターンがあるとのこと。(私は国語が専門ではないが、ドラマを見ていて、モヤモヤしていたものがスッキリした気分になったので紹介します。)
 他にも、読解力を身につけるにはどうしたらよいのか?の実践として、「要約する力」を鍛えていた。要約とは、まとめる力。長い文章のポイントをつかみ、それを短く言い換えて伝えること。ドラマの中では、『走れメロス』を要約していた。この「要約する力」をトレーニングしてみよう。できれば本を読むのが望ましいようだが、新聞記事などでもよい。その内容を100〜150文字前後に収める。要約する力もまた、日常的に行うアウトプットによって伸びる力。「国語が苦手だ!」と思っている人ほど、チャレンジしてみませんか。
(【参考】『偏差値20アップは当たり前!「本当の国語力」が驚くほど伸びる本』)

校長日記(その3) 〜読解力1〜

 先週から始めた「校長日記」ですが、早速、投稿内容に対してご意見をいただいた。これまでSNSとはほぼ無縁な生活をしていただけに、インターネット世界の魅力・大きな可能性を実感することができた。その方とやりとりする中で「読解力をつける方法」について、自分の頭の中(考え)を整理することができた。とても充実したやりとりになった。
 「読解力」をつける1つの方法として、先日は読書を提案しましたが、他にも「正しい日本語に触れる機会を増やす」「新聞を読む」「活字に親しむ」などなど考えることができた。それぞれよく似たことなのかもしれないが、日々の授業・学校生活の中でのしかけ・取組みを進めることで、「読解力」をつける土台(基礎)となるものを、これまで以上につけられるのではないかと思った。義務教育を終えるまでに、この土台を少しでも固めていきたい。(〜読解力2〜につづく)

校長日記(その2) 〜教育実習〜

 昨日から3週間、7名の教育実習生が来ている。7名とも本校の卒業生。教員志望の方が減ってきている中、非常にうれしいことだ。この3週間でさらに「教員になりたい」という気持ちを高めてほしい。
 自分自身、30年以上前に教育実習を経験した。当時は、中学校2週間と小学校4週間だった。中学校はあっという間に終わってしまった。授業をすることに必死で余裕もなく、生徒とのつながりができる前に2週間が過ぎた。生徒との思い出よりも、研究授業後に先生から厳しいご指摘をいただいたことが、今でも頭に残っている。
 7名の実習生には、授業力を高めるきっかけを経験してほしいのはもちろんだが、生徒との関わりを意識して、積極的に動いてほしい。そして、中学生が持っている可能性の大きさを実感してほしい。それが今後、教員を含め社会人になった際、中学生に期待する気持ちにつながると思うので・・・。充実した3週間になるよう期待している。

校長日記(その1) 〜全国学力・学習状況調査〜

 昨日、2年ぶりに全国学力・学習状況調査が行われた。全国の小6・中3生が一斉に行う調査で、その規模で行われる調査(テスト)は他にない。調査責任者(校長)になって、この調査の意義を強く実感した。(正直、これまでは自分に調査への「主体性」がなかった。社会科担当だったこともあるが・・・。深く深く反省。)
 調査当日を迎えるまでに、数々の準備が必要であった。生徒はもちろんのこと、自分がそうであったように、多くの教員もその段取りを知らない(と思う)。これまでの先輩方に感謝しながら、やるべきことを進め当日を迎えた。
 国語・数学の問題を、生徒と同じ実施時間でやってみた。当たり前のことだが、自分がこれまで受けてきた問題とは全然違う。知識を覚えている、覚えていないではなく、これから必要になっていく力を試すには絶好の問題だった(そういう問題を作っているので当然だが・・・)。大人が急に問題を解こうと思ってもできる問題でもあり、しっかり考えられる問題でもあった(そういう意味でも楽しみながら解くことができた)。
 やはり「読解力」が、非常に大切な力であると思った。東陽中学校生の大きな課題の一つであるため、なかなか厳しい結果が予想される。卒業まで1年を切っているだけに、何とか「読解力」をつけていくことができる授業をめざさなければと改めて感じた一日となった。
 自分自身、学生時代の唯一(?)後悔は、読書をほとんどしなかったこと。「読解力」の弱さを昨日も実感させられた。今からでも読書に励もう。生徒の皆さんも一緒に、読書しませんか。


今週、ワクワクドキドキすることがたくさんあり、生徒の皆さんや保護者の皆様、教職員にも何か感じていただければと思い、前から考えていた「校長日記」なるものを始めます。ご一読いただき、ご意見・ご指導等いただけるとうれしいです。三日坊主にならないように・・・。

令和3年度 学校長挨拶

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 皆さんこんにちは。本校ホームページをご覧いただきありがとうございます。
 令和3年4月、前校長の浦西先生からバトンを引き継ぎ、東陽中学校長になりました「西村 英喜(ひでき)」です。どうぞよろしくお願いいたします。教頭時代から保護者・地域の皆様に支えられてきました。
 伝統ある東陽中学校を、さらに活気ある達成感いっぱいの学校にしていきたいと考えています。保護者の皆様、引き続き本校の教育活動にご理解・ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

今年度の学校教育目標
    「なかまとともに、額に汗、脳に汗かく」生徒を育成する

 学校で行われる教育内容や教科等の目標を定めた「学習指導要領」が改定され、この4月から全面実施されます。中学校での教育内容や授業が、今年から変わります。
 世の中は、情報化・グローバル化が加速度的に進み、人工知能(AI)が飛躍的に進化しています。そのため10年後、今の社会が大きく変わると考えられています。そのような未来の創り手となるために必要な資質・能力を、確実に子どもたちに育むことが必要です。その力を身につけるために、学校は大きく変わらなければなりません。
 そのため、今年度の学校教育目標にあげたのが、上に書いたものです。具体的には、自分で「これ」と決めたことに対して、全力で取り組み汗を流せる生徒、なかまとともに切磋琢磨できる生徒を育てたいという決意です。特に「脳にも汗かく」というのがポイントになります。自分で課題を設定し、自分の持っている知識や様々な情報を活用しながら、自ら考えをしっかり持ち、周りの人の考えも聴き、結論を出す。その間、脳をフル回転できる生徒の育成をめざしています。その積み重ねによって、未来の創り手となるために必要な資質・能力を、育んでいけるのではないかと考えています。
 まさにこの一年、コロナウィルス対策で決まった答えがない課題を、みんなが必死で考えていったように、これからの時代に求められる力を、皆さんにもつけてほしいと思います。
 授業を変えていこうと、教員も必死です。東陽中学校全員(東陽中のなかま)で一緒に、授業を創っていきます。

             泉大津市立東陽中学校 校長  西村 英喜

令和3年度 東陽中学校グランドデザイン

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令和3年度 東陽中学校グランドデザインです。ご一読ください。

令和3年度 東陽中学校グランドデザイン
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