最新更新日:2024/05/31
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新年度スタート! 思い出いっぱいの学校生活にしよう

校長日記(その24) 〜「オリンピック前夜祭in東陽」〜

 1学期の最終日に、生徒会役員が企画し準備を進めてきた「オリンピック前夜祭 in 東陽」が行われた。オンラインでのお楽しみ会・全校生徒への有志発表・ロイロノートを使っての謎解きゲーム、すべてのことが新しくチャレンジする企画だ。
 リハーサルでは予想していないようなトラブル続出(音響設備が十分でないことからのトラブル?)で、「額に汗、脳に汗、そして背中に冷や汗・・・」ではあったが、生徒会役員や有志発表者の必死な姿・思いが画面からも伝わり、教室にいる生徒は、なかまのことを想いながら、粘り強く待ち、優しさあふれる行動を取っていた。そういうことが何よりうれしい。(体育館内の盛り上がりを、教室のみんなに伝えたかったが・・・)
 東陽中学校生の課題の一つに、失敗することを恐れるあまり、新しいことにチャレンジすることをためらってしまうことがある。その課題解決の第一歩を、今回踏み出してくれたように思う。どんどんチャレンジして、楽しみながらも必要な力をつけていって欲しい。生徒会役員が今回つけてくれた力は、今後の東陽中学校にとっても大きな財産だ。2学期以降の活躍も楽しみにしている。

校長日記(その23) 〜OSAKA多文化共生フォーラム〜

 土曜日、「OSAKA多文化共生フォーラム」に参加した。府内全市町村の日本語を勉強している中学生や外国につながりがある中学生が参加して、いろいろな学校の人と触れ合い意見交流ができるだけでなく、同じような体験をしてきた高校生の話や高校生活に関する話を聞くこともできるイベントだ。
 府内の中学生が、放課後等に母語や母文化を学んでいるクラブの活動を紹介する動画を見たり、外国から日本に来て、小中学校で勉強してきた高校生の先輩の体験談を聞いたりした。流暢な日本語を使って体験談を話している高校生を見ていると、その勉強量や努力を想像するだけで、胸に熱いものがこみ上げてくる。
 高校生への質問コーナーでは、中学生も母語を使ってたくさん質問していた。会話の内容は全く理解できなかったが、生徒らはいきいきした表情で、会話を楽しんでいた。日頃と逆の立場になって、改めて気づくことが多い時間だった。さまざまな立場の生徒がいる学校。「違いを豊かさにできる学校」を創っていきたいと改めて思った。

校長日記(その22) 〜せんしゅうユース人権フォーラム特別学習会〜

 先週土曜日、「せんしゅうユース人権フォーラム特別学習会」に参加した。今年初めて「せんしゅうユース」と看板を掲げて、実施されたイベントだ。これまで泉南地区で行っていた「せんなんユース人権フォーラム」に、泉北地区も一緒に参加する形になった。とてもうれしい第一歩。
 参加する中学生が、実行委員会を結成して準備を進めたり、中学校の人権サークルや生徒会の取組みを発表・交流したり、一緒に人権問題を考えたりして、中学生のネットワークづくりを進めるイベント。泉大津市のテクスピア大阪大ホールで行われたのだが、残念ながら泉大津の中学生の参加は今回なかった。次回以降に期待したい。
 貝塚二中の太鼓集団「魂(こだま)」による素晴らしい演奏から始まり、身体を動かしながらゲームを楽しんだり、サイコロトークでお話をしたりで、参加生徒は交流を楽しんでいた。その後、LGBT・性のあり方を考える講演を聴いた後、参加生徒が次から次へと講師の先生に質問をしていた。すごく意識の高い子どもたちだった。世の中の問題・課題に関心を持ちながら、自分の考えをしっかり持って成長して欲しい。
 最後のグループ交流でも、積極的に自分の考えを同じグループの生徒に伝えていた。一緒に話も聴かせてもらったが、初対面の大人がいても、ものおじせず話をしていた。東陽中学校の生徒にも、ぜひこういう機会に参加して、ネットワークを広げて欲しいと思う。次回は、1月22日に開催されるのでぜひ参加を!

校長日記(その21) 〜初任者研修対象研究授業〜

 本日も昨日に続き研究授業が行われた。今年度、東陽中学校の授業が変わってきた証かな・・・と、うれしく思う。近隣の中学校に勤務している初任者教員に対して、先輩教員(2年目教員)として研究授業を行った。生徒たちも慣れてきたもので、普段通り(いつも以上に張り切って)テキパキとiPadを操り、思考を働かせ、他校の初任者教員を驚かせていた。
 最近の若手教員の成長ぶりは本当にうれしい。1年前と比べると、驚くほど成長してくれている。(30年ほど前の自分はどうだったか思い返すと、恥ずかしくなってくる。)自分で「もう大丈夫!」と思ってしまわない限り、伸び続けることができるだろう。そうあって欲しい。
 生徒の皆さんも、東陽中学校の3年間でどんどん成長して欲しい。そうなるよう先生たちも日々努力している。お互いに高め合っていこう!

校長日記(その20) 〜英語公開授業〜

 今年度、東陽中学校は大阪府で4校しかない「英語教育推進に係る調査研究校」である。「言語活動を通して、生徒がコミュニケーションを行う目的や場面・状況に応じた英語での発信に、主体的に取り組む授業について研究し、成果と課題を府域全体へ発信することで、その普及を図る」ことを目的としている。本校の英語科教員は、本当に研究熱心である。
 今日は、その1回目の公開授業を行った。府や市の指導主事の先生方にも事前にご指導いただき、府域全体へ発信できるような学習指導案ができあがっていた。夏休みに来日するALTの先生の弟さんへ、おすすめの観光プランをプレゼンテーションする内容であった。授業が始まると、生徒はテキパキとiPadを操り、プレゼンの練習をしていた。その後、クラス全体へのプレゼンが始まった。多くの先生方が見ている中で、生徒なりに頑張って発表していた。緊張感が上回り(失敗を恐れるあまり?)、clear voice(声の大きさ)についてはもうひと頑張り欲しかったが・・・。(教員は、前に立って話しするのが日常なので、どうしても生徒へも要求してしまう?)
 授業後の協議会では、本校へお越しいただいた関西大学の今井裕之教授はじめ府の指導主事の先生方・竹内教育長から、ご指導・ご助言をいただいた。先日の直山先生に続き、たくさんのヒントをいただき、ますます英語科教員はレベルアップできる。他の教科にもどんどん影響を及ぼして欲しい。先生方、素敵な授業をどんどん創っていきましょうね!(そのためにも自分が一番学びます!!)

校長日記(その19) 〜セミの鳴き始め〜

 今日、家から学校に向かう途中にセミが鳴いていた。今年初めてセミの鳴き声を聞いた。昔聞いた話で、「朝の気温が27度を超えると、セミが鳴き始める」みたいなことを、自分の中で勝手に思い込んでいたが、調べてみると全然違うことがわかった。セミの種類にもよるが、気温・土の温度・明るさ・時間など様々な要素が関係しているようだ。
 さらにビックリしたのが、セミの鳴き始める時期を、これまでずっと各地の気象台で観測されてきたとのこと(気象庁「生物季節観測」)。そして、今年の1月から、セミを含め動物(ウグイス・モンシロチョウ・エンマコオロギなど)の観測が廃止されたと・・・。廃止の理由が「対象を見つけることが困難になってきたから」。思わぬ問題に行き着いた。
 学びを広げていくと、様々な発見がある。これをおもしろいと思うか、そう思わないか。いつまでも、おもしろいと思える感性を持っていたいと思った。

 今日の6限、1年生がレクをして楽しんでいた。校外学習も延期され、なかなかお楽しみ行事がなかっただけに、楽しそうな表情を見て、こちらもうれしくなった。どんどん自分たちで計画して、いろいろなことをやっていって欲しい。
 一方、夕方以降の職員室は、先生たちが学期末の業務を、必死で仕事してくれていた。いろいろな場面で、夏休みが近くなっていると思う一日だった。

校長日記(その18) 〜プロフェッショナル〜

 今日は、市の外国語・英語教育研修会に参加。文部科学省の視学官(学校教育に係る専門的、技術的な指導・助言を行う職)である直山木綿子先生の講演を拝聴した。さすが視学官と思わせるお話の内容であり、ずーっと話に引き込まれた。(と書いたものの、苦手な英語のことだったので、いつ質問されるかドキドキしながら、緊張感を持ちながら聴いていた。)
 いきなり結論をお話された。「小中の共通点を知ること」「小中の相違点を知ること」だった。英語だけでなく、どの教科でも言える大事なことだった。他にも「言語活動」に関しての大切なポイント(外してはならないこと)として、「目的・場面・状況などを明確に設定」するなど、非常にわかりやすく、日頃なかなか気づいていない点をズバッとご指摘いただき、すごく勉強になった。新しい発見というか学びがあると、ほんとワクワクする。この日記を書いているときもドキドキしている。大きなエネルギーになる。
 直山先生のお話の中で、自分が最も印象に残ったのは、「子どもたちにとって、小学校の先生は、英語を使おうとするモデルになる。中学校の英語の先生は、英語をあんな風にしゃべってみたいなぁと思わせるモデルになる。英語のプロである。」というお話。プライドを持って、子どもたちに教える・伝えることの大切さ。自分は社会科の教員であったが、決して「社会科のプロ」ではなかった(自ら「なんちゃって社会科」と言っていたぐらいなので・・・)。これといった専門性もない。直山先生は、すべてにおいてプロフェッショナルであった。少しでも近づけるよう、これからいろいろもがいていこう!
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