校長日記(その5) 〜変わる授業〜
- 公開日
- 2021/06/07
- 更新日
- 2021/06/07
校長室
「学習指導要領」が改定され、この4月から全面実施されている。さまざまな機会に、「中学校の授業が変わる!」と話をしてきた。最近、さまざまな授業を見ているが、あちこちで昨年とは違う授業が展開されている。本当にうれしく思う。素敵な授業は、生徒も先生もいきいきしている。
最近注目は、1年生の国語。連日、図書室で「複数の情報を関連付けて考えをまとめる」という単元を行い、複数のグラフや文章からSDGsへの理解を深め、世界や日本に今ある課題を考えている。なかなか高度な課題(と思う)。それぞれが設定したテーマについて、調べたことをプレゼンしている。
先週は、初任者の研究授業が1年生の家庭科であったが、初任者と思えない落ち着きぶり。iPadも使いこなし、班活動も取り入れ、充実の内容だった。当然課題もあるが、今後の授業展開が楽しみ。
自分が一番印象に残り、この「校長日記」を書くエネルギーをもらったのが、3年生の体育、ハードルの授業。各クラスの体育委員・学級委員4名が、先生役で授業を展開。「自分たちで作る授業」にチャレンジしていた。「みんながうまくなって大喜びできる授業」というテーマを見事達成していた。リーダーだけでなく、ほとんどの生徒がいきいきと主体的に活動していた。
こういう授業を、これからどんどん見ることができると思うとワクワクする。間違いなく東陽中学校の授業が変わろうとしている。