5月31日（土）、オンラインで開催された「第10回 広太郎塾」において、本校・小津中学校の教育実践が紹介され、生徒と教員が登壇する機会をいただきました。

今回のイベントのテーマは『私たちのことは私たちで決める 〜ある公立中学校の挑戦。学校のことまるごと、生徒自ら決めた！〜』

というもので、生徒主体の学校づくりに焦点を当てていただきました。

　当日は1年生から3年生の生徒、そして卒業生が参加し、日頃の取組や学校への思いを、自分の言葉でしっかりと発信してくれました。教育関係者に限らず、多様な立場の大人の方々が参加される中、生徒たちの姿勢や発言には大きな反響があり、多くの方々から「心を動かされた」「公立学校の可能性を感じた」といった感想が寄せられました。

また、学校の中で行われている

・「ルールメイキングプロジェクト」

・「学校のコンパス」

・「共創プロジェクト」

といった生徒主体の取組についても高い関心が寄せられ、学校全体で大切にしてきた対話の積み重ねや、生徒の主体性が育まれていることへの共感を多数いただきました。

ある参加者からは、「“自分のこととして学校のことを考える”姿に、大人として学ばされる思いだった」との言葉もありました。

また、「公立中学校でもここまでできるのか」という驚きと共に、「こうした教育が、これからの社会に求められているのではないか」という前向きなメッセージもいただきました。

生徒たちの発信を通じて、これまでの本校の試行錯誤と、子どもたち自身の挑戦の積み重ねが、確かな力として実を結びつつあることを改めて実感する機会となりました。

本校の取組は、まだ道半ばではありますが、これからも「学校のコンパス」を軸に、生徒とともに生徒との信頼を大切にした学びを深めてまいります。

最後に、今回の機会をいただいた広太郎塾の関係者の皆さま、そして温かいご支援とまなざしを送ってくださったすべての参加者の皆さまに、心より感謝申し上げます。

引き続き、本校の教育活動にご理解とご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。