学校日記

校長日記(その1) 〜全国学力・学習状況調査〜

公開日
2021/05/28
更新日
2021/05/28

校長室

 昨日、2年ぶりに全国学力・学習状況調査が行われた。全国の小6・中3生が一斉に行う調査で、その規模で行われる調査(テスト)は他にない。調査責任者(校長)になって、この調査の意義を強く実感した。(正直、これまでは自分に調査への「主体性」がなかった。社会科担当だったこともあるが・・・。深く深く反省。)
 調査当日を迎えるまでに、数々の準備が必要であった。生徒はもちろんのこと、自分がそうであったように、多くの教員もその段取りを知らない(と思う)。これまでの先輩方に感謝しながら、やるべきことを進め当日を迎えた。
 国語・数学の問題を、生徒と同じ実施時間でやってみた。当たり前のことだが、自分がこれまで受けてきた問題とは全然違う。知識を覚えている、覚えていないではなく、これから必要になっていく力を試すには絶好の問題だった(そういう問題を作っているので当然だが・・・)。大人が急に問題を解こうと思ってもできる問題でもあり、しっかり考えられる問題でもあった(そういう意味でも楽しみながら解くことができた)。
 やはり「読解力」が、非常に大切な力であると思った。東陽中学校生の大きな課題の一つであるため、なかなか厳しい結果が予想される。卒業まで1年を切っているだけに、何とか「読解力」をつけていくことができる授業をめざさなければと改めて感じた一日となった。
 自分自身、学生時代の唯一(?)後悔は、読書をほとんどしなかったこと。「読解力」の弱さを昨日も実感させられた。今からでも読書に励もう。生徒の皆さんも一緒に、読書しませんか。


今週、ワクワクドキドキすることがたくさんあり、生徒の皆さんや保護者の皆様、教職員にも何か感じていただければと思い、前から考えていた「校長日記」なるものを始めます。ご一読いただき、ご意見・ご指導等いただけるとうれしいです。三日坊主にならないように・・・。