校長日記(その23) 〜OSAKA多文化共生フォーラム〜
- 公開日
- 2021/07/18
- 更新日
- 2021/07/18
校長室
土曜日、「OSAKA多文化共生フォーラム」に参加した。府内全市町村の日本語を勉強している中学生や外国につながりがある中学生が参加して、いろいろな学校の人と触れ合い意見交流ができるだけでなく、同じような体験をしてきた高校生の話や高校生活に関する話を聞くこともできるイベントだ。
府内の中学生が、放課後等に母語や母文化を学んでいるクラブの活動を紹介する動画を見たり、外国から日本に来て、小中学校で勉強してきた高校生の先輩の体験談を聞いたりした。流暢な日本語を使って体験談を話している高校生を見ていると、その勉強量や努力を想像するだけで、胸に熱いものがこみ上げてくる。
高校生への質問コーナーでは、中学生も母語を使ってたくさん質問していた。会話の内容は全く理解できなかったが、生徒らはいきいきした表情で、会話を楽しんでいた。日頃と逆の立場になって、改めて気づくことが多い時間だった。さまざまな立場の生徒がいる学校。「違いを豊かさにできる学校」を創っていきたいと改めて思った。