校長日記(その27) 〜「中学生の主張」大阪府大会〜
- 公開日
- 2021/08/30
- 更新日
- 2021/08/30
校長室
先週土曜日、第43回「中学生の主張」大阪府大会を見てきた。本校からも1名選ばれて、出場した。応募総数1,210作品の中から審査の結果、上位10作品に選ばれ発表することになったのだ。友人からカミングアウトされたことをきっかけに、自分自身でも学び始め、近い将来、その友人が何も恐れず、「心から笑える世界」になるようにしたいという内容であった。聴いている我々にも緊張が伝わってきたが、伝えたい思いが緊張の波とともに伝わってきて、非常に良い発表だった。
出場した他の9名の発表も素晴らしかった。今年の内容は、時代を反映してか人権的な内容が多かった。国籍のこと・人種のこと・聴覚障害のことなど取り上げて、今の自分ができることや社会への提案など、中学生としてできることをしっかりと考え発表していた。とても良い時間を過ごさせてもらった。東陽中の皆さんにも聞いてもらいたかった。
審査結果発表の後の講評が、印象に残り非常に勉強になったので、下記にまとめておきます。(審査委員長は、正しい日本語を話す研修をされている方でした。)
・こういう主張をする時、「事実」や「データ」を引用する際は、出典(出どころ)を明確にすることが大切(○○によれば・・・)。
・言葉の使い方として、形容詞+「です」は適切ではない。
(例)「うれしいです」→「うれしく思う」