学校日記

校長日記(その33) 〜橋本市の棚田米〜

公開日
2021/11/18
更新日
2021/11/18

校長室

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本日から3日間、橋本市の棚田でつくられたお米が給食で提供される。
今朝は和歌山県橋本市役所からリモートでつなぎ、橋本市の棚田米についてのミニ講座をしていただいた。橋本市の棚田米が泉大津市の中学校給食に提供された経緯(泉大津市長が橋本市を訪れ、将来訪れるといわれる世界的な食糧不足でも、安心して学校給食に使うお米を確保できるよう、近くの自治体で連携していきたいと提案)や、橋本市の農業の現状(耕作放棄地面積の急増、農業従事者の高齢化・後継者問題など)など聴かせてもらった。
今回食べさせていただくお米は、地域の方がたが泉大津市の中学生のために休耕田を借り て、草刈りしたりさらに草刈りしたり耕したりして、新たに生産していただいたお米だということもわかった。(一度休耕地になった棚田を復活させる大変さが伝わってきました。)

給食で実際にお米をいただいた。お話を聴いていることもあり、噛みしめながら食べると、お米の甘み・うまみをいつも以上に感じた。生産者の顔や思いがわかると、いつも以上に美味しくいただけることを改めて感じた。子どもたちはどう感じるのかな・・・と思っていると、やはり今日のごはんの残食は、いつもと比べものにならないくらいの少なさだったとのこと。生産者との出会いや調理してくれる方の思いを、もっともっと子どもたちに・・・と思った一日だった。また明日、美味しいお米が食べられるのがうれしい。