学校日記

校長日記(その35) 〜Sports in life プロジェクト〜

公開日
2022/01/14
更新日
2022/01/14

校長室

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令和4年(2022年)初の「校長日記」になります。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

本日、1・2年生の体育授業で、国⺠のスポーツ実施率向上のためスポーツ庁が中⼼に⽴ち上げたSports in Lifeコンソーシアム事務局の事業を実施していただいた。
本日のねらいは、現在取り組んでいる長距離走を走る際の効果的な走り方を知ること。そのために、コナミスポーツの方2名に来ていただき、授業を行っていただいた。(40歳にもかかわらず、100mを11秒で走る方でした。凄い!)
通常のウォーミングアップの後、4種類の動的ストレッチを教わった。生徒の横で実際にやってみた。すべての運動のアップに役に立つ内容であった。今後、授業や部活でもぜひ取り入れて欲しい。
その後、正しいフォームを教わった。「タ・ナ・カ」がキーワード。「タ」丹田を意識して良い姿勢をつくる、「ナ」ななめに前傾した骨盤がスムーズな重心移動をサポート、「カ」肩周りの動きを大きくしてスムーズな足運びをサポート、ということだった。
説明を聞きながら実際に動いてみると、さまざまな発見があった。今まで「腕が振る」ことをよく聞いていたが、それよりも「肩甲骨を動かす」(肘を後ろに引く)という意識の方が良いこと(肩甲骨を後ろに動かすことで、同じ側の骨盤が前に出る)に気づかされた。
自分が中学生の時期に、この授業を受けていたら人生が変わっていたかもと思った。学生時代、ずっと野球をしていたが、とにかく足が遅く、魅力ある選手になれなかった過去が、ひょっとしたら変わっていたかも、なんて考えた。
生徒の中で、この授業をきっかけに走り方が変化して速くなり、自信を持ってくれたらうれしいなぁと思う。今後もさまざまな出会いを大切にして欲しい(熱心に取り組んでいた生徒が多かったが、もったいない状態の生徒もいたので)。