〜 「誰ひとり取り残さない学校」をめざして 〜
- 公開日
- 2024/04/04
- 更新日
- 2024/04/04
校長より
令和6年4月1日
〜 「誰ひとり取り残さない学校」をめざして 〜
誠風中学校長 向井 説行
誠風中学校長4年目の向井説行です。生徒の皆さん、保護者の皆さん、地域の皆さん、今年度もどうかよろしくお願いします。令和6年度のスタートにあたり、誠風中学校の教育理念及びめざす学校像、めざす生徒像等をご説明させていただきます。
教育理念は「公正」です。「公正」とは「誰もが、人種・性別や、性的な意識や、身体的もしくは認知的能力にかかわらず、同じように価値のある人間である」こと。誠風中学校のすべての教育活動は、この教育理念を基に行われます。
誠風中学校区では、小中学校4校の共通した9年間のめざす学校目標として、「誰ひとり取り残さない学校」としています。これは、これからの教育のキーワード「ダイバーシティ&インクルージョン」=「多様性と共生」すなわち「多様性を受け入れる」ことからも、学校目標を「誰ひとり取り残さない学校」としています。
めざす学校像は、「誰ひとり取り残さない学校」をめざし、〇子ども一人ひとりにとっての「安全・安心な学校」〇生徒による学校自治をめざした「生徒が創る学校」〇学ぶことが楽しくなる自律型学習者をめざした「生徒が主語の授業」です。
めざす生徒像は、この先の予測できない社会と言われるVUCAの時代を生き抜くために必要な力である「「自律」と「尊重」と「創造」が身についた生徒」です。これはOECDの「ラーニング・コンパス(学びの羅針盤)2030」のなかで、子どもたちに身につけさせるべき力として発表された3つの力、「責任ある行動をとる力」「対立やジレンマに対処する力」「新たな価値を創造する力」と「自律」「尊重」「創造」と同義語であることから、4年目になりますが変わりありません。